その日の夜は朝まで泣きながら寝ました。
心臓が痛くて全然眠れない。
本当につらい日の始まりでした。
毎日、毎日、その女の事や、私に嘘をついて会っていたんだ。とか、想像しては吐き気がして夫を責めていました。
でも私の中で少し安心していたのはそのタイミングで夫の転勤が決まったのです。地方に転勤になったのでもうあの女とも会うことはないだろう。と勝手に安心していました。
でもそれが大きな間違いだったのです。
前回の記事で、私や私の親に連絡する。と脅されていたと書きましたよね。
たった一回の過ちを犯してしまった浮気相手がとても質が悪い女で、脅しのスペシャリストだったのです。
夫はその女と、一晩の過ちくらいに思っていたそうですが、その日のうちに携帯の中から私の電話番号と私や夫の家族の電話番号まで全部盗み取っていたのです。
そして私の名前で勤め先まで調べていました。
それを武器に会わないと連絡するよ。とずっと夫を脅して従わせていました。
なので1回私にばれたぐらいでは全然平気。私の前では「もう会いません。」と言ってたのに、私の知らないところで「脅し不倫」は再開していたのです。
問題はここなんです。
私はこのタイミングでは夫を許せていませんでした。
今後悔してるのはこのタイミングでちゃんと、夫と向き合っておけばよかった。もっと話し合えばよかった。と。そうすればもっと最悪な状況を防げたのに。と思っています。
でもこの時はそんな余裕はゼロ。100%の被害者面。なんでそんなことしたの?本当にもう会ってないの?ずっと夫を疑っていました。
そしてこのことを相談できる人がいなくてとても苦しんでいました。
誰にも言えないって本当にしんどい。何人かに少し話してみたけどやっぱり同じような経験がないと理解してもらえなかったです。なので全然大丈夫。と笑ってごまかしました。
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